しまね森づくりコミッション(代表:社団法人島根県緑化推進委員会、事務局:NPO法人もりふれ倶楽部)では、出前講座の一環として、平成23年11月22日(火)江津市立桜江中学校1年生31名に対して「森の大切さの講義」を行いました。

人工林での間伐の大切さ~スギやヒノキを植えたことが失敗ではなく、間伐を中心とした手入れがされない状況にあることが、真っ暗で・生物多様性のない・土壌も痩せて・災害も起こりやすい森林を生み出している。この解決には多くの人の理解が必要である。

竹藪の増加問題~洗濯物の干しざお、農業資材等として身近に使用され、食用としても筍で収穫後塩蔵して1年間大切に食べられていた竹が、人の生活サイクルからはずれて藪として拡大し、他の植物の生存を脅かしている。再度、産業的な観点だけでなく、生活レベルで竹を見直すことも考えてみよう。その他、里山の人と自然が共存する循環システムの話も聞く。