しまね森づくりコミッション(代表:社団法人島根県緑化推進委員会、事務局:NPO法人もりふれ倶楽部)では、出前講座の一環として、平成23年10月27日(木)川本町立川本西小学校5,6年生15名に対して「森の大切さの講義」、「スギの和紙づくり体験」指導を行いました。

良い紙を作るためには、スギの甘皮を煮たものを、しっかり叩いて、繊維をほぐさなくてはなりません。次に、タブノキの葉からミキサーでネリをつくります。ネリが繊維をすべりやすくします。

ネリと叩いた材料を混ぜて紙漉き材料の完成です。すいて、アイロンで紙を乾かします。

最後に、森林保全の大切さの話をしました。間伐すると下層植物が豊かに生え、木々も葉っぱがたくさんつき生き返ります。他に竹藪の増加の問題についても考える時間をもちました。